週の何日かは泊まりに行ったり泊まりにきたり、そんな「半同棲」の状態が続くと悩みがちなのがお金の問題ですよね。
ルールを決めないと負担が偏ってしまい、不満のもとになりかねません。
そこで今回は

「半同棲でもお互いが納得できるお金の管理方法を見つけたい!」
と感じているあなたへ、「賢いお金の管理術」をご紹介します!
この記事を読むことで金銭面でのストレスを減らし、今まで以上に楽しく一緒に過ごせるようになりますよ。
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
半同棲カップルにおすすめ!お金の管理術
早速、半同棲をするカップルがお金を管理するにあたっておすすめの方法をご紹介していきましょう。
その手順は以下の3STEP。
- 半同棲でかかっている費用を整理
- 負担割合を話し合う
- 支払方法を決める
それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
半同棲でかかっている費用を整理
まずは半同棲をすることによってかかっている費用を整理しましょう。
特に確認すべき項目は以下の3つ。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
家賃
まず最初に考えるべきは家賃です。
週1,2日程度過ごしているのなら、さほど問題にはなりませんが、毎日のように寝泊まりしているなら見過ごしてはいけません。

「私の家なのにほとんど同棲みたいになってる…」
と感じるなら、しっかりと話し合う必要があります。
家賃は毎月の大きな出費なので、お互いが納得できるルール作りが大切です。
水道光熱費
次に重要なのが水道光熱費です。
は生活に欠かせないものであり、月々の使用量によって金額が変動するもの。
半同棲で+1人分の水道光熱費が増えるのはバカになりません。
半同棲をする前とする後で、具体的にどれくらい変わったのか比較しておくと良いでしょう。
食費
食費も半同棲において重要な項目です。
半同棲をすると、家でご飯を作って食べることも多くなりますよね。
そうなると水道光熱費同様、+1人分の食材費がかかるため、出費がかさみます。

「食費くらい大して変わらないか…」
と放っておかずに、きちんと計算してどれくらい負担が増えたのか把握することが大切です。
負担割合を話し合う
次に、負担の割合を話し合っていきましょう。
家賃であれば「週何日程度寝泊まりしているのか」、水道光熱費や食費であれば「半同棲でどれくらいの費用が増えたのか」を基準に話すと納得感が出ます。
負担割合を明確にすることで、費用の不公平感を減らし、ストレスのない半同棲生活を送ることができます。
支払方法を決める
最後に、具体的な支払方法を決定しましょう。
といった方法があります。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
毎月決めた日にお金を手渡しor送金


「とにかくシンプルにしたい!」
という方は毎月決めた日に片方にお金を手渡しまたは送金するやり方がおすすめ。
例えば家賃や光熱費、食費などの分担額を事前に決め、毎月●日にお金を一方に渡す、といったイメージ。
手渡しの場合は相手に直接渡すことでコミュニケーションも生まれますが、忙しい時期などは送金の方が便利です。
また送金の際には記録を残すことで、後からのトラブルを防ぐことができます。
シンプルで分かりやすい方法ですが、お金を渡すor送金する側が毎月忘れないように気を付けなければなりません。
決めた日にお金をもらえなかった場合、お金をもらう側は催促しなければらならず地味にストレスです。

「今月お金もらってないよ」
とは中々切り出しにくいですよね。
そんな時は自身の口座から指定の金額を共同口座に自動的に振り込みを行うサービスを利用するのがおすすめ。
毎月決まった日に自動的に振り込こまれるため、振込忘れを防ぎ、毎月の支払いをスムーズに行えます。
銀行によってこの「自動振込サービス」はあるところとないところがあるので、ホームページ等で確認してみてくださいね。
共同のお財布or口座を作る

共同のお財布もしくは口座を作ることもおすすめ。
共有するお金を1つの口座or財布で管理することで、支出がとてもわかりやすくなります。
たとえば、月初に決めた金額をそれぞれが共同のお財布または口座に入れて、その中から家賃や食費、光熱費といった共通の支出を支払う流れ。
「2人のお金」という意識が高まり、無駄遣いも減ります。
ただし共同のお財布や口座を作る場合は信頼できる相手か見極めることが大切。

「いつの間にか使い込まれていた…」
と後で焦らないよう、お互いの信頼関係をしっかり構築し、共通のお財布や口座から出すお金のルールを決めておくことが大切です。
共同口座の詳しい仕組みや活用方法は以下のサイトでもご紹介しているのでぜひチェックしてくださいね。
家族カードを活用する

家族カードを活用するのも、効率的なお金の管理方法の1つ。

「家族カードって結婚してないと作れないんじゃないの?」
と思った方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
一部のカード会社では、特定の条件を満たせば半同棲しているカップルでも家族カードを作ることができます。
共同の支出を家族カードで決済することで、ポイントがたまる上、管理も楽になります。
これは先ほどご紹介した「共同の口座を作る」方法のさらにワンステップ上の方法になります。
カップル向けクレジットカードについては以下の記事でも詳しく説明しているので、ぜひチェックしてくださいね。
ちなみに

「クレジットカードは使い過ぎが心配…」
という方はカップル向けプリペイドカードの利用もおすすめ。
チャージした分しか使うことができないので、クレジットカードの使い過ぎが不安な方にはぴったりです。
カップル向けプリペイドカードとして人気が高いのが「B/43(ビー ヨンサン)ペアカード」。
婚姻関係がなくても利用でき、それぞれに1枚ずつ発行されます。
2枚のカードにふたりのお金を共同口座のようにチャージして管理するため、共同口座を新たに作る必要がありません。
といった機能が充実しており、安心して使用することができますよ。
思い切って同棲するのもおすすめ
半同棲でのお金の管理に悩んでいるのなら、思い切って同棲を始めてみるのもおすすめです。
半同棲となると、どうしてもお互いの負担があいまいになり、調整が難しくなります。
その点、半同棲ではなく同棲なら
の負担について最初にしっかりと話し合って決めておけば、お金の管理をあいまいにせず管理することができます。
同棲をスタートする前に、お互いが納得できるルール作りが必須です。
お金の話を切り出すポイント
お金の話はデリケートであるゆえ、中々半同棲している相手には切り出しにくいですよね。
とはいえ、お金の話をあいまいにしたまま関係をうまく進めていくことはできません。
お金の問題は誤解や不安を生むことがあるので、早めに話し合っておくことが大切です。
お金の話を切り出すにあたって気を付けたいポイントは以下の3つ。
それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
素直に伝える
まず一番大切なのは「率直に素直に伝える」こと。

「最近水道光熱費がちょっと高いんだよね~」
と回りくどい言い方をしても、相手には伝わりづらいです。
お金に関する問題や不安を隠さずに、

「実は最近お金のことでちょっと気になっていることがあるんだけど、話してもいい?」
と率直に聞き出すようにしましょう。
具体的な提案をする
漠然とした話ではなく、具体的にどうしたいのかを話すことも効果的です。
例えば「半同棲を始めて食費や光熱費がこれだけ増えたから、これだけ負担してほしい」といったように具体的に話を進めることが大切。

「少しは負担してほしいんだけど…」
とあいまいに話し出すと、うまく話が進まない可能性があるので注意が必要です。
相手の立場に配慮する
自分の希望ばかり伝えず、相手の立場に立ちながら話を進めるようにしましょう。

「半同棲してるのに全然お金を払ってくれない…」
とイライラしてしまう気持ちは分かりますが、感情のままに自分の気持ちをぶつけてしまうと関係が悪化してしまう可能性も。
お金を払わない理由は
等々、人によって実に様々。
お互いが無理なく納得できる解決策を見つけるために、相手の意見をしっかりと聞く姿勢を見せると、より協力的に話が進むでしょう。
半同棲するならお金はしっかり話し合っておこう
半同棲を成功させるためには、避けて通れない「お金の話」。
お互いの負担や分担を明確にしてルールを決めることで、無用なトラブルを避けることができます。
お金の話はデリケートな話題ですが、互いの信頼関係を築くために今回ご紹介したポイントをおさえながら勇気を出して話し合ってみてくださいね。